東雲駅から徒歩5分のところにある『マックス幼児教育』。
「グレースTOKYOベイ」というモダンな建物の4階にあります。
マックス幼児教育は、「モンテッソーリ教育」を実践する幼児教室です。
モンテッソーリ教育とは、19世紀~20世紀にイタリアの女医マリア・モンテッソーリが確立した幼児教育法で、子どもの自主性を尊重し、子どもの生きる力を最大限に引き出すことを目的としています。
教師や大人が上からの目線で教え込むのではなく、子どもが本来持っている「自ら成長する力(自己教育力)」をサポートし、そのための環境を整えてあげることを重視しています。
ベビー(8ヶ月~)とプレニド(1才7ヶ月~)のクラスを見学させていただきました。
モンテッソーリ教育では、同年齢の横割りではなく、異なる年齢の子が混在する縦割り保育をしています。
小さな子は大きな子に憧れ、大きな子は小さな子の面倒を見る。そんなふうにして思いやりを学んでいくのです。
ここでは、子どもたちが教材を使って教室で行う活動のことを”お仕事”と呼びます。教室内には子どもの手の届く高さの棚にさまざまな教材が並んでいて、子どもたちは自分がやりたいお仕事を選び、自分の好きな場所でお仕事をはじめます。
教師はそれを見守り、必要があれば助言をします。
みんなで集まってひとつのことをすることももちろんありますが、基本的に教室での過ごし方は子供の自主性を尊重しています。
上の写真では、二人のお子様が向かい合って異なるお仕事をしていますね。それぞれ自分が選んだお仕事なので、気が散ることもなく集中しています。
自分のやりたいことができる環境で満たされた時間を過ごすことによって、入学前は落ち着きがなく、お母さんがいないと泣いてばかりいたようなお子様も徐々に穏やかになり、集中力が身に付いてくるそうです。
これは「秘密袋」という教材。袋の中には大きさや感触の異なるさまざまなボールが入っています。
袋の外側から触ったり、手を入れたり、袋から出して目隠しをしたまま触ってみたり。手のひらの感覚に集中することで、子供の感覚をより鋭く豊かに育てていくことができます。
グラデーションがキレイなこちらの教材は「色板」。
いきなりたくさんの色を与えるのではなく、はじめは赤・青・黄の三原色を教えます。それから色の薄い濃いを認識していくことで、微妙な違いを感じることのできる視覚を育てていきます。
これは数学の基礎となる十進法を教える教材です。とは言っても難しい理屈ではなく、10個のビーズを通した棒を使って、1・10・100・1000と増える数字の実感をつかめるようになっています。
こちらの教室では、子どもが嫌がることを無理やりさせるようなことはありません。
0~3歳までの子どもには感覚がとても鋭敏になる時期(敏感期)があり、いつもと違うことをひどく嫌がったり、些細なことに強くこだわったりもします。
これは成長の過程として正しいことなので、無理に矯正したりするのではなく、その状態を認めてあげて、子どもが安心できる環境を整えてあげることが大事です。
もちろんこれは家庭での子育てにも応用できます。子どもを預かるだけでなく、お母さまたちも一緒に成長していけるのがモンテッソーリ教育なのです。
マックス幼児教育の教師は、全員がモンテッソーリ教員の資格を持っています。
経験豊かなベテラン教師が多いのも人気の理由。
モンテッソーリ教育についてわかりやすく解説したこちらの本には、マックス幼児教育室長の妹尾さんも協力されています。
教室内には、年長クラスの子どもたちが共同制作した絵も飾られていました。力強い生命力を感じます!
じょうずにお仕事できるかな?
できた!!
モンテッソーリ教育では、次のような子どもを育てたいと思っています。
よく考えて行動する子
他人を思いやる子
集中力のある子
何をしたいか、してはいけないか、しなければならないかわかる子
信頼に満ち、落ち着きのある子
そしてこれらは、子どもたちのその後の人生の土台になるに違いありません。
モンテッソーリ教育に興味を持たれた方は、まずは一度体験(1回90分・2,000円)をどうぞ!
クラス・料金等、詳細は教室までお気軽にお問い合わせください。
マックス幼児教育
03-6426-0920
東京都江東区東雲2-3-17
グレースTOKYOベイ光伸002(地図)
9:00~17:00
定休日 日曜日
駐車場無し
HP http://www.geocities.jp/sinurayasu_kodomonoie/macstoppage1.html